Ollamaをローカル限定で使う設定
Ollamaのクラウド機能を無効化し、ローカルモデルと接続先を確認する手順。OS別の設定、APIの動作確認、オフライン試験の限界まで整理します。
- 公開:
- 著者:
- Private AI Navi 編集部
- 読了目安:
- 約6分
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目次
Ollamaを入れたという理由だけで、すべての入力が端末内で処理されると判断しないでください。 クラウドモデルや検索を含む機能があるため、ローカル限定で使いたい場合は明示的に設定します。
本記事の設定は2026年11月8日の公式FAQ(外部サイト・新しいタブで開きます)に基づきます。編集部では同日のLinux環境・Ollama 0.40.6で、既存のローカルモデルへのAPI呼び出しを確認しました。以下のOS別設定の変更とオフライン試験をすべて実施したわけではありません。
1. ローカルモデルを先に用意する
公式サイト(外部サイト・新しいタブで開きます)からOllamaを導入し、モデルのライセンスと必要容量を確認してダウンロードします。モデル取得には通信が必要です。準備が終わってから接続を制限します。
ollama --version
ollama list
listにある名前を控えます。名前の印象だけで判断せず、クラウドモデルではないこと、モデルのファイルを端末に取得したことを確認してください。容量の判断にはメモリとVRAMの見積もりを使えます。
2. サーバーのクラウド機能を無効にする
公式FAQは、サーバー設定のdisable_ollama_cloud、または環境変数OLLAMA_NO_CLOUD=1を案内しています。CLIを実行する端末と、APIサーバーが動く環境は別になりえます。 サーバー側で設定し、再起動後のログを確認します。
Linuxで手動起動する場合
既存のOllamaサーバーが動いている場合は、同じポートへもう一つ起動しないでください。停止方法は導入方法に合わせます。手動起動する例は次のとおりです。
OLLAMA_NO_CLOUD=1 OLLAMA_HOST=127.0.0.1:11434 ollama serve
systemd等で起動している場合は、そのサービスの環境設定へ同じ値を適用して再起動します。端末で一度exportしただけでは、既存のサービスには反映されません。
macOSのアプリの場合
公式FAQの環境変数設定方法に従い、値を設定してからOllamaアプリを終了・再起動します。
launchctl setenv OLLAMA_NO_CLOUD 1
launchctl setenv OLLAMA_HOST 127.0.0.1:11434
Windowsのアプリの場合
ユーザー環境変数にOLLAMA_NO_CLOUDを1、OLLAMA_HOSTを127.0.0.1:11434として設定し、起動済みのOllamaを終了して再起動します。PowerShellで値を変えた場合も、別に動いているアプリへ自動では伝わりません。
3. ログ・接続先・回答を確認する
公式の案内では、無効化後のログにOllama cloud disabled: trueが表示されます。次に、別のチャットUIも含め、接続先が意図したローカルAPIになっているかを確認します。OLLAMA_HOSTが外部ホストを指していないかにも注意します。
curl --noproxy '*' http://127.0.0.1:11434/api/tags
取得したローカルモデル名を、次のLOCAL_MODEL_NAMEへ入れます。最初は機密情報を使いません。
curl --noproxy '*' http://127.0.0.1:11434/api/generate \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d '{"model":"LOCAL_MODEL_NAME","prompt":"検証用です。こんにちはとだけ答えてください。","stream":false}'
127.0.0.1は呼び出し元と同じマシンです。Dockerや仮想環境では「同じマシン」の意味が変わります。到達できないときに、理由を確認せず外部へ公開する設定へ変えないでください。
4. オフラインでも同じ操作ができるか
手元のPCで、モデル取得後にネットワークを切り、同じモデル・同じUIで回答できるか試します。リモート接続中のサーバーでネットワークを切ると操作できなくなるため、切断試験は管理手段を確保した環境で行います。
この試験が示すのは「その操作は通信なしでも動いた」という範囲です。別の機能や拡張機能、将来の更新まで保証するものではありません。要件が厳しい場合は、外向き通信の制限と記録を含めた管理が必要です。
端末に残る情報も確認する
ローカル推論でも、UIの履歴、文書、バックアップ、ターミナルの記録は端末に残りえます。共有PCやクラウド同期フォルダーへ機密文書を置く場合は、推論以外の経路も確認します。
次は社内文書RAGの最小構成で、検索処理と回答生成をローカルへ揃える手順を紹介しています。
公式設定手順とローカルAPIの疎通の最終確認日: 2026-11-08(0日前)
出典
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- #機密情報
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