OpenAI互換の単一エンドポイントで多数のモデルを中継するゲートウェイ。通常経路のほかに、Tinfoil・Chutes・RedPill といった別事業者のTEE経路を「Private/TEE」カテゴリとして束ねている。
一部の項目のみ一次情報で確認済み。残りは未確認。
ここに書いているのは公式サイト・公式ドキュメントで確認できた内容です。確認できていない項目は「未確認」と表示しています。
| プライバシーレベルTEE | TEE 推論が保護された実行環境(TEE)で行われ、アテステーションによって「その環境で動いたこと」を検証できる。 |
|---|---|
| TEE(保護された実行環境) | あり |
| E2EE(端末側暗号化) | あり |
| Zero Data Retention | あり |
| リモートアテステーション | あり |
| GPUメモリ保護 | 未確認 |
| 上の保護が適用される範囲 | モデル・プラン次第 対応しているモデルやプランを選んだ場合にだけ適用される。選び方を誤ると保護されない。 |
| 学習への利用 | 使われる可能性あり |
| プロンプトの保存 | 保存しない |
プライバシーポリシーが自ら「NanoGPT does not run model inference itself.」と明記しており、実体は複数事業者への中継。通常の推論ではプロンプトと応答の内容を記録も保持もしない(「does not log or retain prompt and response content as part of normal inference」)とし、保持するのは課金・信頼性・不正防止のための非内容メタデータだけだとしている。APIキーの持ち主は暗号化したリクエスト/レスポンス本文を1〜30日だけ private object storage に保持する機能を任意で有効にでき、既定はオフ。この保持ログはデバッグ用のサポートアクセスを別途有効にしない限り非公開で、学習や一般的な製品改善への利用は許可されないと書かれている。保護の強さは選ぶモデルで変わる。Private Mode ではブラウザまたはローカルプロキシが Tinfoil のエンクレーブを検証し、NanoGPTが受け取る前に暗号化する(それでもアカウント・ルーティング・時刻・サイズ・ステータス・使用量のメタデータは見える)。Chutes TEE 経路では NanoGPT 側が Intel TDX の quote evidence・report-data binding・pinned measurements を検証するが、🔴 GPU側の証明について「we do not yet independently validate NVIDIA GPU evidence against NVIDIA NRAS」と自ら書いており、GPUメモリ保護は本サイトでは未確認扱いにしている。学習利用は、クローズドモデル(OpenAI・Anthropic・Google等)が各社インフラ上で処理される以上、上流の方針で決まるため「可能性あり」とした。🔎 2026-08-21の経路調査: `nano-gpt.com` / `api.nano-gpt.com` 配下に公開のアテステーション取得エンドポイントを確認できなかった(404)。検証はブラウザまたはローカルプロキシ側で行う設計。
アテステーションの適用範囲を、編集部がどう確かめたか
2026-08-21時点で編集部は未実測。Private Mode の検証はブラウザまたはローカルプロキシ側で行う設計で、公開エンドポイントから証明を取得して比較する経路を確認できていない。モデルごとに別の証明が返るのか、経路(Tinfoil / Chutes)単位なのかは未確認。
| 無検閲・Abliterated系 | あり |
|---|---|
| 任意モデルの持ち込み | 未確認 |
| Hugging Faceからの取り込み | 未確認 |
| 確認できた取り扱いモデル | TEE/glm-5.2TEE/deepseek-v4-flashTEE/kimi-k3TEE/qwen3.6-35b-a3b-uncensoredTEE/gemma-4-26b-a4b-uncensoredqwen/qwen3.8-27b-uncensoreddeepseek/deepseek-v4-provenice-uncensored |
| OpenAI互換API | あり |
|---|---|
| ストリーミング | 未確認 |
| Tool calling | あり |
| JSONモード | あり |
| 画像入力 | あり |
| 公式ドキュメント | https://docs.nano-gpt.com/introduction |
| 入力 / 100万トークンDeepSeek V4 Pro の場合 | $1.1 |
|---|---|
| 出力 / 100万トークンDeepSeek V4 Pro の場合 | $2.2 |
| 月額(最低) | $12〜 |
| GPU時間単価(最低) | 未確認 |
単価はDeepSeek V4 Proのもの。モデルによって単価は大きく変わる。単価は2026-08-21に公開APIから実測した `deepseek/deepseek-v4-pro` の値($1.10/$2.20)。`GET https://nano-gpt.com/api/v1/models?detailed=true` は認証なしで619モデルぶんの単価・機能・上流プロバイダを返す。派生版 `deepseek-v4-pro-0813` は出力だけ$2.50で、取り違えると比較が狂うため基本モデル側を採用した。公式の料金ページは通常のテキストモデルについて「We add no percentage on top」(上乗せなし)とし、プロバイダを手動指定した場合と自前APIキー利用時に5%が付くと説明している。入金は暗号資産$0.10・カード$1から。月$12のサブスクリプションもあり、実測したカタログのうち一部モデルは `subscription.included: true`(定額に含まれる)が立っている。🔴 TEE経路の単価は別で、同日実測で `TEE/deepseek-v4-flash` が$0.20/$0.40、`TEE/kimi-k3` が$3.00/$15.00。基準モデルの単価はTEE経路のものではない。
総合スコアは以下の配点から自動計算しています。手作業で総合点だけを動かすことはしません。 判定材料が確認できない項目は加点0(未確認)としています。
| 評価項目 | 配点 | 獲得 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 入力秘匿性 | 25 | 17 | レベルC = 19点 / 学習利用の可能性 -2 |
| アテステーション・検証可能性 | 15 | 10.8 | リモートアテステーション +9 / TEE +3 / 対応モデル・プランを選んだ場合に適用のため ×0.9(12 → 10.8) |
| モデルの自由度 | 15 | 6 | 無検閲/Abliterated系の提供 +6 |
| モデル性能 | 15 | 13 | 最上位クラス: frontier +9 / 取り扱い 8 モデル +4 |
| 料金 | 10 | 5.8 | ブレンド単価 $1.38/1M(サイト内 最安$0.55〜最高$4.88) |
| 開発者体験 | 10 | 8 | OpenAI互換 +4 / Tool calling +2 / JSONモード +1 / 画像入力 +1 |
| 安定性 | 10 | 未確認 | 稼働実績・ステータス公開が未確認 |
| 合計 | 100 | 60.6 | 情報の確度 90% |
ここから下は編集部の見解です。事実の記載とは分けています。実際に何が起きるかは、利用者の環境と用途によって変わります。
メリット
注意点
掲載内容に誤りを見つけた場合はお問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正し、修正日を明記します。