AIエージェントはコードをどこへ送る?
コーディングAIの送信先を推論API・検索・MCP・監視・履歴に分けて確認。架空プロジェクトの試験手順と、ZDRやローカルモデルだけでは判断できない範囲を整理します。
- 公開:
- 著者:
- Private AI Navi 編集部
- 読了目安:
- 約5分
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目次
ローカルモデルやZDR対応APIへ切り替えても、検索・MCP・監視まで同じ条件になるわけではありません。 コーディングエージェントは、コードを読み、ツールを呼び、その結果を次の推論へ渡します。送信の判断には、その一連の経路が必要です。
本記事は公式の設定・データ利用資料に基づく確認方法です。特定製品の通信を網羅的に監査した結果ではありません。
最初に5つの送信先を書く
| 経路 | 含まれうる情報 | 最初に見るもの |
|---|---|---|
| 推論API | 指示、読み取ったコード、差分、ツール応答 | プロバイダ、接続URL、モデル、契約 |
| Web検索 | エラー文、識別子、コードから作った検索語 | 検索の有効状態と提供元 |
| MCP・外部ツール | ファイル内容、URL、引数、実行結果 | サーバー一覧と個別の許可 |
| 監視・デバッグ | トレース、例外、リクエスト、利用情報 | ログ本文の設定と保管先 |
| 履歴・共有 | 会話、コード断片、添付、エクスポート | 保存先、同期先、共有の範囲 |
同じ「ツール」でも、ローカルでファイルを読む処理と外部のサービスを呼ぶ処理では経路が違います。ローカルツールの結果も、次のモデル呼び出しで送られる可能性があります。
架空のプロジェクトで確認する手順
1. 試験用の情報だけを用意する
実際のリポジトリをコピーせず、短いソースと架空のエラーを用意します。架空の顧客名や識別子を一つ決め、どのログやツール引数へ現れるかを調べます。APIキーや認証情報を検証用の目印に使ってはいけません。
2. 追加機能を外した状態から始める
使用するモデルとプロバイダを記録し、検索や外部MCPがない状態で簡単な修正を依頼します。設定ファイルだけでなく、実行時の表示やログに出る接続先も確認します。
3. 読み取りとツール呼び出しを区別する
ファイル読取の許可、シェル実行の許可、外部検索の許可を確認します。読ませない設定と、読んだ内容を送らない設定は役割が違います。
OpenCodeのMCP資料(外部サイト・新しいタブで開きます)にはローカルサーバーとリモートサーバーの設定があり、権限資料(外部サイト・新しいタブで開きます)ではツール操作を制御できます。設定方法はバージョンで変わるため、古いJSON例をそのまま使わず、利用中の版の資料へ合わせます。
4. 検索とMCPを一つずつ追加する
同じ作業を繰り返し、呼び出し履歴で引数を確認します。Web検索(外部サイト・新しいタブで開きます)へ送る質問に、内部のファイル名やエラー文が含まれることも確認対象です。外部ツールの返した内容に従って、さらに別の送信が起きる可能性もあります。
5. 終了後の保存先を確認する
会話履歴、実行トレース、エラー監視、共有リンクを確認します。本文を保存しないAPIを使っても、クライアント側の履歴へ本文が残る場合があります。Claude Codeのデータ利用資料(外部サイト・新しいタブで開きます)のように、契約種別や利用形態ごとの条件も読み分けます。
記録する項目のテンプレート
確認日・クライアント名・バージョン:
使用モデル・推論APIの接続先:
外部検索の有無・提供元:
MCPごとの実行場所・接続先・許可:
会話履歴・監視ログ・共有先:
試験に使った架空の操作:
確認できた範囲・確認できなかった範囲:
通信先のホスト名が分かっても、TLSで暗号化された本文まで分かるとは限りません。反対に、アプリのログに見えないことも、送信がない証拠にはなりません。機密コードを扱う環境では、ネットワーク制限と組織の運用を合わせて設計します。
要件に合わせて構成を選ぶ
- 外部送信を避けたい: 推論、検索、ツール、保存をローカルへ揃える。
- 本文の保持を避けたい: ZDR比較と自社ログの設定を確認する。
- 処理環境を確かめたい: アテステーションの検証手順を確認する。
実際の接続設定はOpenCodeの設定ガイド、導入前の判断は機密情報を送る前の確認へつながります。
送信経路を整理するための公式資料の最終確認日: 2026-11-08(0日前)
出典
- #コーディングエージェント
- #機密情報
- #OpenCode
- #MCP
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