OpenRouterの学習・ログ・ZDR設定
OpenRouter本体と実行先の学習・保持条件を分けて確認。ログ、ZDR強制、Safety Retention、検索や外部ツールまで、利用前の設定手順を整理します。
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- 著者:
- Private AI Navi 編集部
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- 約5分
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機密性のある入力を通す前に、学習・本文ログ・実行先の保持・ツール転送の4つを確認します。 2026年11月8日の公式資料には、ZDRの強制だけでなく、Safety Retentionの許可設定も説明されています。以前の単純な「ZDR強制なら保存なし」という読み方では、この条件が抜けます。
OpenRouter本体と上流を分ける
入力は「利用アプリ → OpenRouter → 実行先プロバイダ」へ進みます。利用アプリの履歴と外部ツールも加えると、確認相手はさらに増えます。
OpenRouter自身のデータ収集説明(外部サイト・新しいタブで開きます)には、任意の本文ログや製品改善への利用、メタデータ、安全対策・法律上の保持に関する条件があります。通常の本文ログを無効にしても、あらゆる種類の保持がなくなるという意味にはなりません。
実行先についてはプロバイダ別の方針(外部サイト・新しいタブで開きます)を確認します。学習に使うかと、ログを保持するかを一つの項目にしないことが大切です。
利用前に確認する設定
| 順番 | 確認項目 | 判断したいこと |
|---|---|---|
| 1 | 本文ログ・製品改善への任意提供 | 入力と回答を追加で保存・利用する設定が有効か |
| 2 | 上流の学習利用 | 学習に使うプロバイダを候補から外すか。無料・有料それぞれの設定はどうか |
| 3 | ZDRの強制 | アカウント、guardrail、リクエストのどこで制約を適用するか |
| 4 | Safety Retention | 安全対策目的の保持を行う経路も許可するか |
| 5 | 外部ツール | 検索や実行環境へ何を送るか |
管理画面の設定名は変更される場合があります。公式のZDR資料(外部サイト・新しいタブで開きます)から現在の設定へ進み、機密データを使う前に内容を記録します。本記事は文書の確認に基づき、アカウントでの画面操作は行っていません。
リクエスト単位の指定
公式資料は、リクエストのproviderにzdrを設定する方法を案内しています。次は送信先の制約部分だけを示したJSONです。モデルとmessagesは別途必要です。
{
"provider": {
"zdr": true
}
}
現在の公式説明では、Safety Retentionを許可する設定なら、その経路も候補になりえます。 本文保持を避ける要件では、ZDR onlyとSafety Retentionの扱いまで照合してください。リクエストにfalseを指定しても、アカウント等で強制したZDRを解除するものではありません。
条件を満たす実行先がない場合は、制約を緩めて自動的に通すより、失敗時にアプリがどう振る舞うかを確認します。別のAPIへのフォールバックを自作していれば、その経路にも同じ条件が必要です。
検索・MCP・自社ログの確認
ZDRのルーティング条件は、モデルの実行先を選ぶ仕組みです。検索エンジンや外部ツールが受け取るデータは、その提供元の取り扱いを確認します。自社アプリがリクエスト本文を監視サービスへ送っていないかも確認してください。
たとえば、社内エラーを検索する操作なら、コード断片や内部の識別子が検索語に含まれるかが問題になります。AIエージェントの送信経路に確認用の表を用意しています。
確認記録を残す
確認日:
利用モデルと許可した実行先:
本文ログ・製品改善への提供設定:
上流の学習利用の設定:
ZDRの強制範囲:
Safety Retentionの許可・除外:
検索・外部ツール・自社ログ:
契約・APIを横断して選ぶ場合はZDR対応API比較、保存される情報の種類はZDRでも残る情報を参照してください。
よくある質問
学習を許可しない設定なら保存もされませんか?
学習と保持は別です。本文ログ、上流の保持、Safety Retention、法律上の例外、外部ツールと自社ログを確認してください。
provider.zdrだけで厳格な非保持になりますか?
現在の公式説明ではSafety Retentionを許可する設定の影響もあります。アカウントやguardrailの設定を含めて確認します。
本記事の掲載内容の最終確認日: 2026-11-08(0日前)
出典
- #OpenRouter
- #LLM API
- #データ保持
- #学習利用
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